【新型コロナ】横浜で新たに2人死亡、1450人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は13日、80代男性と90代女性の2人の死亡と新たに10歳未満~100歳以上の男女1450人の感染が確認されたと発表した。中等症2人、軽症1429人、無症状4人、15人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった2人はいずれも鶴見区に住み、クラスター(感染者集団)が発生した同区の病院の入院患者。

 2人とも7日に陽性が判明。男性は11日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。基礎疾患があり、ワクチンは3回接種済みだった。

 女性は10日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。基礎疾患があり、ワクチンは2回接種済みだった。

 同施設では職員10人を含む計17人の感染が確認されており、死者は今回の2人が初めてという。

 年齢別では、10代が293人で最多。20代238人、10歳未満211人、30代185人、50代175人、40代158人、60代86人、70代60人、80代31人、90代12人、100歳以上が1人の順だった。

 市内の新規クラスターは6施設。栄区の病院で職員4人を含む計9人、旭区の病院で職員2人を含む計5人、市水道局中村水道事務所(南区)で職員6人、有料老人ホームで職員2人を含む計14人、別の有料老人ホームで職員2人を含む計6人、障害者通所施設で職員3人を含む計8人の陽性がそれぞれ判明し、市が認定した。

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