<高校野球千葉大会>松戸馬橋・八千代松陰・市立柏の3校の主将にインタビュー

<高校野球>松戸馬橋・八千代松陰・市立柏の3校の主将にインタビュー

 7月12日、柏の葉公園野球場で行われた【流通経済大柏 vs 松戸馬橋】と【八千代松陰 vs 市立柏】の2試合。

 試合後、松戸馬橋・八千代松陰・市立柏の3校の主将にインタビューしました。

♦ 野球を楽しみ、笑顔を絶やさない<松戸馬橋>

 流通経済大柏との対決で、3得点を得たものの、4点差で敗退となった松戸馬橋。
 主将・津田陽介選手は試合について悔いはないと語りました。

松戸馬橋 3年 津田陽介 主将
「負けて悔しいという部分はあるんですけど、自分たちのやってきたことが最後の試合で出来たので、悔いはないです」

 試合に破れたあとでも、笑顔を絶やすことのない松戸馬橋の選手たち。
 その裏には、「野球を楽しむ」という強い意志がありました。

松戸馬橋 3年 津田陽介 主将
「今日の相手というのが、やっぱり強くて。逆に後手に回ったらそのまま負けてしまうなという風に思ったので、やり切るということで、『全員で楽しんでいこう』と最初から決めていました」

松戸馬橋 3年 津田陽介 主将
「今日はピッチャーが頑張ってくれていたので、その分まで活かそうという気持ちと、ベンチには入れなかった3年生の分も取り返そうという気持ちでやりました」

そして津田選手から、共に戦い抜いたチームメイトへのメッセージが―

松戸馬橋 3年 津田陽介 主将
「今まで自分についてきてくださり、ありがとうございました!」

♦ 来年に甲子園の夢を託す<八千代松陰>

 市立柏との戦いに4 - 8で破れた八千代松陰の主将・紅林伶音選手は、今回の結果について、自分たちがやってきた成果を発揮できなかったことを悔やんでいました。

八千代松陰 3年 紅林伶音 主将
「最後に自分たちのやってきたことがすべて出来なかったので、本当に悔しいです」

 そんな悔しい想いの中でも、感謝を伝えたい相手として、コーチたちを挙げています。

八千代松陰 3年 紅林伶音 主将
「一番は、ここまで熱く指導してくださった先生方をはじめ、コーチたちに感謝しています」

 そして、自分たちの代が遂げられずに幕を閉じた「甲子園への夢」については…。

八千代松陰 3年 紅林伶音 主将
「やってきたことが今大会は出来ていなかったんですけど、来年があるメンバーもいるので、絶対甲子園に行ってもらいたいです」

♦ 強敵に“向かっていく”気持ちを忘れずに<市立柏>

 一方、八千代松陰との対戦で逆転勝利を果たした市立柏は―

市立柏 3年 小沼克美 主将
「自分たちはずっと“後半勝負”と言っている中でやってきたので。相手ももちろん秋ベスト4で強かったですし、自分たちはCシードですけど、向かっていくという気持ちは忘れずに、全員で戦った結果があの試合になった。良い試合運びでしたし、勝ててよかったと思います」

 7回表、見事なダイビングキャッチから、攻めでもヒットを打って出塁した小沼主将。
 その時の心境についても語ってくれました。

市立柏 3年 小沼克美 主将
「前半、自分のミスでヒットになったボールというのがあって、何とかしてチームを助けてあげたいと思ったり、勝たせてあげたいと思って。そういう想いが結果につながったと思います」

 また、次の試合に向けた意気込みについては―

市立柏 3年 小沼克美 主将
「次の試合の相手も強いので、向かっていく気持ちを忘れずに、全員で一丸となって戦っていきたいと思います」

© 千葉テレビ放送株式会社