再生可能エネルギーのみを利用! 札幌でSDGs野外上映会

再生可能エネルギーのみを使った「SDGsゼロカーボン上映会」が、7月22・23日と8月5・6日に北海道・札幌の円山公園で初開催される。ドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦」「プラスチックの海」を上映し、ゲストトークとともにSDGsについて理解を深める取り組みで、収益の一部をSDGs活動へ寄付する。

本イベントの使用電力はすべてバッテリーから供給。再生可能エネルギーのみでガソリンを使用しない地球に優しい上映会なのが特徴だ。さらに、食品ロス対策の取り組みとして、札幌発の人気店「スープカレーらっきょ」の協力で規格外野菜を使用したスープカレーの販売も予定している(チケットとは別売り)。

7月22・23日に上映する作品「グレタ ひとりぼっちの挑戦」は2020年のスウェーデン映画。気候変動対策を呼び掛けるため、18年から学校ストライキを1人で始めた当時15歳のグレタ。気候行動サミットで世界にスピーチする一年以上前から密着し、彼女の素顔や覚悟を追う。上映後、札幌市環境局の係長佐竹輝洋氏によるゲストトーク「気候変動問題に対する札幌市の取り組み」を行う。

一方、8月5・6日に上映する作品「プラスチックの海」は16年のイギリス・香港映画。海洋プラスチック問題の実態について迫る内容で、世界70カ国以上・1200回上映され、話題に上ったドキュメンタリーだ。上映後、「スターバックスコーヒー」札幌宮ヶ丘店のストアマネジャー・岩崎育氏によるゲストトーク「楽しんでできる環境アクション」を行う。

主催会社「映画の空気」は「知っているようでそれほど知らないSDGsについて、映画の力でさまざまな視点から考えるきっかけになれば」とアピール。上映は各日午後7:30から。チケットは各日1500円で、パスマーケット(https://passmarket.yahoo.co.jp/)またはメール(info@eiganokuuki.com)、電話(070-8360-5973)で予約を受け付ける。雨天時は延期の場合あり。実施の判断は当日の午後5:00までに行う(中止の場合全額払い戻し)。

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