あす午前中にかけ線状降水帯発生の恐れ 大分

 けさ、気象庁は6月の運用開始以来全国で初めてとなる、線状降水帯予測を九州北部と南部地方に発表しました。あす午前中にかけて大雨災害の危険度が非常に高まる恐れがあり厳重な警戒が必要です。

 九州北部付近に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、県内では、大気の状態が非常に不安定になっています。午後5時までの24時間雨量は、佐伯で60ミリ、国東市武蔵で46ミリなどとなっています。そんな中、気象庁はけさ九州北部と南部に線状降水帯予測を全国で初めて発表しました。今夜からあす午前中にかけて大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

 九州地方整備局の会見
 「熊本、宮崎、鹿児島は雨量は多いが、やはり九州のどこかでということで、線状降水帯の発生の確度はなかなか高い確度で予想できないという状況」

 直ちに避難を促す情報ではありませんが、ハザードマップや避難経路を確認するなど早めの備えが必要です。

© 大分朝日放送株式会社