〈スライドショーあり〉3年ぶり卯の花音楽祭 ユートピアくびき希望館で 6団体出演 練習の成果披露

 卯の花音楽祭(同祭実行委員会主催)が18日、頸城区百間町のユートピアくびき希望館で開かれた。6団体が出演し、歌うことの楽しさや演奏する喜びを伝えた。

豊かなハーモニーを響かせた卯の花合唱団

 音楽祭は大潟区出身の作曲家、小山作之助を顕彰して開かれており、今年で18回目。新型コロナウイルス感染症の影響で2年の中止を挟み、3年ぶりに開かれた。
 出演は大潟区、吉川区などの音楽サークル。練習の成果を合唱や演奏で披露すると、約160人の観客から大きな拍手が送られた。大潟区犀潟の70代女性2人は、知人の演奏を見に来場。「ギターを弾く姿を見て感動した。生き生きしていてすてきだった」と絶賛していた。

出演者に拍手を送る観客

 プログラムの最後は、公募で編成された「卯の花合唱団」が出演。混声4部合唱に編曲された小山作之助の代表曲「夏は来ぬ」を、豊かなハーモニーで聞かせた。
 またゲストの「E7SS」は、軽快なサクソホンの四重奏で会場を盛り上げた。
 当日は定員を収容人数の3分の1に絞り、1団体ごとに舞台上を消毒するなど、感染症対策を講じて行われた。

 ◇記事写真のスライドショー 

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