走行中の京急列車と駅でテロ対策訓練 乗客刺傷事件受け連携確認 川崎市消防、川崎署も参加 

犯人役の署員を取り押さえる川崎署員=川崎市川崎区の京急川崎駅

 京浜急行電鉄は21日、京急大師線小島新田─京急川崎間を走行中の列車と京急川崎駅で、テロ対策訓練を行った。昨年8月に起きた小田急線電車内の乗客刺傷事件などを受け、4年ぶりに走行中の電車を使い、非常時の対応や神奈川県警などとの連携を確かめた。

 京急社員、川崎署員、市消防局員など約130人が参加。電車内で男が刃物で乗客らに切り付け、5人が負傷した想定で実施した。

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