第104回全国高校野球選手権神奈川大会は22日、横浜スタジアムで準々決勝が行われ、第2シードの横浜が8―1の七回コールドで第3シードの藤沢翔陵を下し、優勝した前回大会に続いて2年連続のベスト4進出を決めた。
横浜は犠打を絡めた手堅い攻撃に徹し、四回まで毎回得点。六回に板倉寛多(3年)の適時二塁打で5点目を挙げ、七回には緒方漣(2年)の走者一掃となる二塁打で試合を決めた。
先発のエース杉山遥希(同)は5回1失点と好投。六回からは鈴木楓汰(同)が要所を締め、2回を零封した。
藤沢翔陵は四回までいずれも先頭打者の出塁を許し、失点する苦しい展開。打線は五回の玉城巧望(同)の犠飛による1点にとどまった。
横浜は25日、横浜スタジアムで行われる準決勝の第1試合で、藤沢清流―立花学園の勝者と対戦する。