高田祇園祭 多くの人に 熱気あふれる姿紹介 上越市 ミュゼ雪小町、26日まで写真展 

 上越市本町5のミュゼ雪小町で23日から26日まで、「高田祇園祭写真展」が開かれている。開場時間は午前10時から午後6時まで。
 高田祇園祭の関連行事で、今回初めて実施。今年の高田祇園祭は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、25、26日の2日間のみとなったが、本来の期間に合わせて写真展を行うことで、高田祇園祭をより多くの人に知ってもらうことを目的としている。

平成から令和にかけての10年間の祭りの様子を写真で展示。祭りの流れや、盛り上がりが分かるようになっている

 展示写真は上越写真連盟が提供。平成22年から令和元年までの10年間に撮影した写真110点を展示している。陀羅尼八幡宮での前夜祭から始まり、各町内によるみこし渡御、大民踊流し、仮宮への宮入り、稲田からの川下りまで熱気あふれる写真が並ぶ。

展示写真の1枚、高田祇園祭のハイライト、仮宮への宮入り。各町内のみこしも駆け付け、宮入りを盛り上げる

 高田祇園まつり奉賛会事務局の丸山岳人さんは「地元でも知らない人が多いが、高田祇園祭はにぎやかで格好いい祭り。町内や地域の和が感じられる行事で、写真を見て思い出してほしい」と話している。

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