香り、味で銘柄当てる 厚木で全国きき酒選手権予選 

全種当て優勝した西堀裕太朗さん(右)=厚木市商工会議所

 「第41回全国きき酒選手権大会」の神奈川県代表選考会が23日、厚木商工会議所(厚木市栄町)で開かれた。参加した県内在住の男女27人は本大会に出場できる2枠を狙い、熱心に日本酒を飲み比べていた。

 同大会は日本酒文化の普及・振興を目的に1981年に始まった。県代表を決める選考会は県酒造組合が主催。テーブルに並んだ大吟醸酒、純米酒など7種類を7分間で味や香りで判別する「きき酒」の成績で競い合った。

 日本酒の香りに包まれる会場で、参加者は合図とともに一斉にコップに入った日本酒を口に含んだり、匂いをかいだりしながら真剣な面持ちで記入用紙に書き込んでいた。

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