メッツが「サブウェイ・シリーズ」に連勝 シャーザー誕生日に快投

【ヤンキース2-3xメッツ】@シティ・フィールド

メッツは8回表にグレイバー・トーレスの16号2ランで追いつかれたものの、9回裏一死1・3塁からスターリング・マルテのタイムリーでサヨナラ勝ち。ニューヨーク2球団が対戦する「サブウェイ・シリーズ」の最初の2試合に連勝した。メッツ先発のマックス・シャーザーは7回5安打無失点の快投を見せ、3番手のセス・ルーゴが2勝目(2敗)をマーク。ヤンキース5番手のワンディ・ペラルタに3敗目(2勝)が記録された。

メッツは2回裏にピート・アロンソの26号ソロで先制し、3回裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリーで1点を追加。シャーザーは7回99球を投げて被安打5、奪三振6、与四球2、無失点の好投を見せ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。ところが、8回表に登板した2番手のデービッド・ピーターソンがトーレスに16号同点2ランを被弾し、シャーザーの7勝目は消滅。しかし、9回裏にマルテがタイムリーを放ち、チームを劇的なサヨナラ勝ちに導いた。

白星こそ逃したシャーザーだが、今日も見事なピッチングを見せ、日本時間7月6日の戦列復帰以降は5度の先発で防御率1.39と好調をキープ。5試合で32回1/3を投げて奪三振45、与四球4、被本塁打2と投球内容も素晴らしく、先発ローテーションの柱として君臨している。なお、現地時間では今日がシャーザーの38歳の誕生日。今日の6奪三振を加え、誕生日の通算41奪三振はランディ・ジョンソンの39奪三振を抜くメジャー新記録となった。

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