必要なもの必要な分だけ 30日に量り売り店オープン 拡張道の駅あらい内

◇SDGsライフスタイル提案
 量り売り店が30日、妙高市の拡張道の駅あらい内にオープンする。必要なものを必要な分だけ買うライフスタイルを提案する。SDGsの一環として、包装ごみや食品ロスの削減を目指す。

内覧会での概要説明

 市の実証事業の委託を受け、みょうこう未来創造商社が運営する。四季彩館みょうこうの直売所内に、広さ20平方メートルの専用コーナーを新設した。
 量り売りするのはナッツ、ドライフルーツの他、妙高産のコシヒカリ、干しゼンマイなど約40種類。個包装せずに販売し、地元野菜も扱う。斗々屋(京都府)のノウハウを取り入れた。
◇容器持参、セルフ計量
 購入に当たっては容器を持参し、セルフ計量してもらう。繰り返し使用できる瓶の貸し出しも行う。

セルフ計量の実演

 25日、報道機関向けの内覧会が開かれ、同社が商品構成や計量システムなどを説明した。量り売り店の当面の課題について「情報発信に力を入れて認知度を上げていきたい」とした。

妙高野菜の量り売り

 30日はオープニングイベントの一つとして、風呂敷のワークショップ(全3回、参加無料)を行う。申し込みは市企画政策課(電0255・74・0044)へ。

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