【新型コロナ】横須賀で895人感染 防衛大学校では新たに32人

横須賀市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県横須賀市は29日、新たに10歳未満~100代の男女895人の感染を確認したと発表した。中等症38人、軽症811人、無症状1人、調査中45人で、662人の感染経路が不明という。

 年代別では40代が137人で最多。10歳未満と20代各99人、10代123人、30代128人、50代115人、60代77人、70代62人、80代30人、90代24人、100代1人。

 市は市内6カ所で新たなクラスター(感染者集団)を認定。病院と放課後児童クラブなど5施設で職員と患者ら46人の陽性が確認された。海上自衛隊の市内の1部隊で5人の感染が判明した。

 既にクラスターが発生している海自8部隊で新たに隊員24人の陽性が確認され、感染者は計165人になった。特別養護老人ホーム、教育保育施設など10施設で新たに職員や入所者ら17人の陽性が判明し、感染者は計137人になった。

 また、市は28日に公表した感染者のうち、発生届けが重複していたとして4人を取り下げた。

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 防衛大学校(横須賀市)は29日、学生18人と職員14人の計32人の感染が新たに確認されたと発表した。このうち学生8人は、北海道と広島での定期訓練時に感染が判明したという。

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