注文は一切なし! 寺島しのぶの“今食べたいもの”を3人のすご腕シェフが“感じ取って”調理

フジテレビほかでは8月2日に「絶対シェフ~注文のできない料理店~」(深夜2:05)を放送。ゲストの注文を一切聞かずに、3人のシェフがゲストの「今、食べたいもの」をスタジオトークやアンケート、表情から感じ取り、その感じるままに料理を作り、どのシェフの料理を気に入ったかを選んでもらう。

ゲストは女優の寺島しのぶ。番組が寺島の舌を満足させるべく、用意したのが3人のシェフたち。まずは、8年連続ミシュラン一つ星獲得の東京・白金台「ルカンケ」オーナー、フレンチの創作芸術家・古屋壮一シェフ。2人目は京都の名店「祇園 さゝ木」で4年修行し、一流ホテルの日本料理店で若くしてシェフに就任し、現在は日本料理の真髄を突き詰めるため、日々研究を続けている流浪の和食料理人・楠修二シェフ。そして3人目が元日本ラーメン協会理事、信州ラーメン界のカリスマであり、パイオニアである塚田兼司シェフ。この3人のシェフが、寺島が「今食べたい一品」を作るべく、一切の注文なしで料理を作る。

そのシェフたちの様子をリポートするのが狩野英孝。寺島の反応によって、臨機応変に対応するシェフを、臨場感たっぷりかつ、独特なリポートで盛り上げる。しかし、シェフたちのテクニックにあっけに取られて、全然リポートにならず、「狩野さん! 僕がリポートしてますよ」と進行の伊藤利尋アナウンサーにツッコまれる場面も。

寺島は「いい番組だと思いました。シェフがおっしゃってくれていましたが、何日間もずっと私のことを考えてくれて、料理を作ってくれるなんて、こんなぜいたくなことはないですね。特に今のコロナ禍で、(飲食店は)お客さんも入らなくて大変だった中で、そんな状況でもお客さま一人一人のことを考えて、お料理を提供するって、ものづくりの基本ですよね」と感銘を受け、「シェフって本当にかっこいいいなぁって思いました。まさにものづくりの現場。何かを作って人を喜ばせようという各シェフの心意気を見てほしいです。私はおいしいものを食べるだけで、いい思いばっかりさせていただきました」とうれしそうに語っている。

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