市民の身近な乗り物として50年前まで活躍し、横浜市港南・磯子区の久良岐公園に保存展示されている「横浜市電1156号」が、7月下旬に再塗装され、艶やかな外観を取り戻した。
地域貢献の一環で、同区の建築工事・塗装業「サカクラ」が無償で施工した。早速訪れた大学院生の男性（23）は「歴史的な車両が大切にされ素晴らしい」とカメラを向けていた。この電車は、一時は荒廃し解体の話もあったが、2012年に同社、市、神奈川新聞社が連携し修復。その後もボランティアによる清掃など手入れが続けられている。
「歴史的車両」横浜市電1156号 再塗装され、艶やかな外観取り戻す
- Published
- 2022/08/02 11:45 (JST)
