あま~い!「大島メロン」収穫、出荷ピーク 大島造船所農産グループ

収穫、出荷のピークを迎えた大島メロン=西海市、大島トマト農園

 大島造船所農産グループ(長崎県西海市大島町)で、「大島メロン」の収穫、出荷が最盛期を迎えている。
 高糖度の「大島トマト」ブランドの生産者として知られる同グループ。トマトの裏作期となる夏場のハウスの有効活用策として、メロン栽培を始め4年目。九州では珍しい品種の「ユウカ」と網目状の模様で贈答用に人気の「ミラノ」の2種類を手がけている。トマト同様、有機肥料を手作りするなど土にこだわり、糖度は14~15度になるという。
 ユウカは7月下旬までに約1400個を出荷し終了。今月から出荷が本格化したミラノは、お盆頃までに約9000個を見込む。
 ハウス近くの選果場では、かごに入れられ運ばれてきたメロンを、Mから2Lまで重さで4階級に仕分け。表面を磨き上げたあと一つずつ丁寧に箱詰めした。
 直営の大島トマト農園やオンラインショップをはじめ、地場大手のエレナやイオン系のスーパー、市内の直売所で販売。問い合わせは大島トマト農園(電0959.34.5191)。


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