カージナルスが“スミ1”勝利で6連勝 モンゴメリーが古巣相手に移籍後初勝利

【ヤンキース0-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは初回にノーラン・アレナドのタイムリーで先制すると、4投手の継投でヤンキース打線を無得点に封じて1対0で勝利。“スミ1”の投手戦を制して連勝を6に伸ばした。カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーが移籍後初勝利をマークし、4番手のジオバニー・ガイエゴスが11セーブ目を記録。ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンは2敗目(1勝)を喫した。

カージナルスは1回裏、2死からポール・ゴールドシュミットがツーベースでチャンスを作り、アレナドのレフト前タイムリーで先制。すると、現地8月2日にヤンキースからトレード加入したばかりの先発モンゴメリーが古巣相手に好投を見せる。奪三振こそ1つだったものの、凡打の山を築き被安打わずか2の投球で5回を無失点。ハムストリングの痙攣のため6回からはマウンドを譲ったが、後を受けた2番手ジョーダン・ヒックス、3番手ヘネシス・カブレラも無失点で繋ぐと、9回表をガイエゴスが3人で締めて完封リレーを達成した。

カージナルスは同率で地区首位に立っていたブリュワーズが敗れたため単独首位に浮上。トレード・デッドラインでの堅実な補強が実を結び、2019年以来の地区優勝に向けて勢いを増している。一方のヤンキースは投打が噛み合わず4連敗。地区2位のブルージェイズとはまだ10ゲーム差と安全圏ではあるが、70勝で足踏みが続いており、秋に向けて再加速が期待される。

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