ママ目線で神奈川・平塚の魅力を再発見 市民団体「ママぎゅっと」、アンケート実施中

母親目線でアンケートを実施している市民団体「ママぎゅっと」のメンバー(同団体提供)

 平塚市を拠点に母親同士の出会いやつながりをサポートする市民団体「ママぎゅっと」が、子育て世代の母親の興味・関心を探るとともに、平塚の魅力を再発見しようと市民向けアンケートを実施している。アンケート結果を基に「ひらつかママレポート」と題した体験記事を制作、発信する予定で、将来的には市のまちづくり施策に生かすことも視野に入れている。

 アンケートは千人から回答を得ることを目標に掲げており、2022年度の市市民活動推進補助金事業。市内在住・在勤で子育て中の母親を対象に8月31日まで受け付けており、「子育てしながら働くとき、どのような条件だと働きやすいか」「子育てのモチベーションを高めるために必要なことは何か」といった日常生活での関心事を引き出す質問が並ぶ。専用サイトからスマートフォンなどで手軽に入力できる。

 同団体の宇佐美陽子代表(42)は「『平塚の街はこういう良いところがある』という共通認識をもっとママ目線で発信したい」と同アンケートを企画。今春から取材、執筆する「ママ記者」とレイアウト、編集を担う「ママデザイナー」を募集するなどして、取り組みを進めてきた。

© 株式会社神奈川新聞社