メッツが首位攻防5連戦に4勝1敗 デグロム12奪三振で今季初勝利

【ブレーブス2-5メッツ】@シティ・フィールド

メッツはジェイコブ・デグロムの好投もあってブレーブスに5対2で勝利。本拠地シティ・フィールドで行われた首位攻防5連戦を4勝1敗の勝ち越しで終え、2位ブレーブスとのゲーム差を6.5に広げた。今季70勝39敗となり、アメリカン・リーグ最高勝率のヤンキースと全く同じ成績に。メッツ先発のデグロムが今季初勝利(0敗)、3番手のエドウィン・ディアスが26セーブ目をマークし、ブレーブス先発のスペンサー・ストライダーは4敗目(6勝)を喫した。

走者を出しながらも2回まで無得点に抑えられていたメッツだが、3回裏に2本のヒットで一死1・3塁とし、ピート・アロンソのタイムリー二塁打で2点を先制。さらに二死1・2塁からマーク・キャナにも2点タイムリー二塁打が飛び出し、早々にストライダーをノックアウトした。5回裏は一死3塁からブレーブス3番手のコリン・マクヒューの暴投で1点を追加。6回表にダンズビー・スワンソンの16号2ランで2点を返されたが、5対2でブレーブスを破った。

デグロムは5回まで毎回2つの三振を奪い、パーフェクト投球を継続。6回表も先頭のマーセル・オズナ、続くマイケル・ハリス2世をいずれも空振り三振に仕留め、17アウトのうち12アウトを三振で奪った。ここからエイレ・アドリアンザに四球を与え、スワンソンに被弾して降板したが、6回途中1安打2失点の好投で今季初勝利。キャリア最初の200先発で奪った三振の数は1523となり、ダルビッシュ有(パドレス)が持つメジャー記録(1517)を更新した。

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