レッドソックス競り負けで借金3 澤村拓一は1回を無失点に抑える

【ブレーブス9-7レッドソックス】延長11回タイブレーク@フェンウェイ・パーク

逆転でのワイルドカード獲得に向けて苦しい戦いが続くレッドソックスは試合終盤に2度同点に追いつく粘りを見せたものの、ブレーブスに7対9で競り負け。接戦を落とし、借金3となった。ブレーブス6番手のディラン・リーが3勝目(0敗)、7番手のタイラー・マツェックがメジャー初セーブをマーク。レッドソックス7番手のケイレブ・オートにメジャー初黒星(0勝)が記録された。

初回にオースティン・ライリーのタイムリー三塁打で先制されたレッドソックスは、打撃好調のクリスチャン・アローヨが2回裏に5号2ランを放って逆転。3回表に3点を失ったが、3回裏にトミー・ファムが13号ソロ、4回裏にアローヨがタイムリー二塁打を放ち、4対4の同点に追いついた。5回裏にはジャレン・デュランの3号ソロで勝ち越しに成功。その後、再びリードを奪われる展開となり、J・D・マルティネスが8回裏にタイムリー、10回裏に犠飛を放って2度同点に追いついたが、11回表にライリーのタイムリーで2点を勝ち越され、7対9で敗れた。

レッドソックスの澤村拓一は6回表二死1・2塁の場面で4番手として登板し、ダンズビー・スワンソンを見逃し三振に仕留めてピンチを脱出。7回表も続投し、ライリーを空振り三振、マット・オルソンをピッチャーゴロに打ち取ったが、四球、暴投、四球で1・2塁のピンチを招いたところで降板した。1回20球を投げて被安打0、奪三振2、与四球2、無失点という内容で今季の防御率は3.25となっている。

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