高田世界館にトチオンガーセブン〝参上〟 20日から劇場版上映 映画への思い語る

 長岡市栃尾地域のご当地ヒーロー、トチオンガーセブンが活躍する映画『劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦』が20日から26日まで、上越市本町6の高田世界館で上映される。先立つ10日に来館し、映画に込めた熱い思いを語った。

高田世界館のステージに登場したトチオンガーセブン

 トチオンガーセブンは栃尾の油揚げ職人、星知弘さんが個人的なプロジェクトで製作。テレビ番組で取り上げられて有名になり、2017年にテレビシリーズが放映された。劇場版は翌18年制作。今回、上越で初上映となる。
 星さんは1970年代の特撮ドラマを子どもたちに伝えたい思いが強く、思いを同じくする『探偵はBARにいる』『相棒』などの橋本一さん(新潟市出身)が監督を務めた。元モーニング娘。で柏崎市出身の小川麻琴さん、ウルトラマンレオ主演の真夏竜さんらが出演し、仮面ライダー2号の佐々木剛さんがナレーションを担当している。
 トチオンガーセブンは「自分が夢中になった特撮を、当時と同じ熱量で今の時代によみがえらせたかった」と思いを話した。そして「特撮ドラマは色あせない。末永く上映したい。そのスタートが歴史ある高田世界館でうれしい」と話した。
 上映時間は20日から24日までが午後2時15分から、25、26日が午後7時から。20、21日の上映終了後にトチオンガーセブンが来場し、トークショーを行う。料金は1600円(大学生、60歳以上1100円、高校生以下800円)。火曜定休。

© 株式会社上越タイムス社