パドレスが接戦を落とす ダルビッシュ有は7回途中4失点で6敗目

【パドレス3-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは6回裏に二者連続アーチで3点差を追いつくと、続く7回裏にはビクトル・ロブレスのタイムリーで勝ち越しに成功。4対3でパドレスとの接戦を制した。ナショナルズ3番手のカイル・フィネガンが4勝目(2敗)、5番手のカール・エドワーズJr.が2セーブ目をマーク。パドレス先発のダルビッシュ有は7回途中まで104球を投げ、被安打7、奪三振9、与四球1、失点4と力投したが、6敗目(10勝)を喫した。

フェルナンド・タティスJr.の出場停止に揺れるパドレスは、3回表にマニー・マチャドの21号ソロで先制。4回表にはトレント・グリシャムの15号ソロとフアン・ソトのタイムリーでリードを3点に広げた。ところが、6回裏二死からダルビッシュがネルソン・クルーズにヒットを許し、ヤディエル・ヘルナンデスの9号2ラン、ジョーイ・メネセス(元オリックス)の5号ソロと二者連続アーチを浴びて同点。7回裏にはロブレスのタイムリーで勝ち越され、これが決勝点となった。なお、クルーズは8回裏にもヒットを放ち、通算2000安打を達成している。

今季22度目の先発登板となったダルビッシュは、5回までナショナルズ打線を無得点に封じ、6回裏も簡単に2アウトを取った。ところが、クルーズにヒットを許すと、そこから二者連続被弾であっという間に3対3の同点。7回裏も続投したが、先頭のセザー・ヘルナンデスにヒットを許してマウンドを降り、2番手のルイス・ガルシアがこの走者を生還させたため、ダルビッシュに4失点目が記録された。6イニング以上の登板はこれで15試合連続となったが、6敗目を喫し、今季防御率は3.40となっている。

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