小田原沖でカヤック転覆、横浜の親子救助 強風で流され、携帯電話で通報

 14日午前11時50分ごろ、小田原市の江之浦漁港沖でカヤックが転覆、乗っていた横浜市の56歳と21歳の男性会社員2人が遊漁船に救助された。けがはなかった。

 湘南海上保安署によると、2人は親子。釣りをしていたところ、強風で流され岸に帰れなくなり、同署に携帯電話で通報。直後にうねりにより転覆し、艇にしがみつきながら再び通報し、救助を求めた。同署は県水難救済会小田原救難所に協力要請し、近くにいた遊漁船が急行した。

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