猪瀬直樹議員、“ガーシー”通称批判するも猛反論と失笑相次ぐ「同じ維新の中条きよしは?」

JR吉祥寺駅前での街頭演説で海老沢由紀氏の胸元を触る猪瀬直樹議員(大阪維新の会/公式YouTubeより ※現在削除済み)

日本維新の会に所属する猪瀬直樹参議院議員(75)が13日、自身のツイッターを更新。いま話題の「ガーシー」こと東谷義和参議院議員(50)へ苦言を呈したものの、思わぬ反撃に遭い、ネット上の失笑を買っている。

猪瀬氏はこの日、ツイッターに画像付きで「議員会館のエレベータに乗ったら、『ガーシー』の表示があり、呆れてしまった。こんな通称を正式に書き込んで良いのかね。」と投稿。議員会館の玄関口にあるネームプレートへの疑問を明かした。

猪瀬氏のこうした投稿に対し、コメント欄には「横山ノックの時代で既に…」「ブーメラン。日本維新の会の中条きよし氏も通称名が認められました」「全く同じことを、先輩議員の蓮舫にも言ったらどうか?」「それ言い出したら水道橋博士とかも」「その下にいる『太田房江』も通称」「アントニオ猪木さんは本名でしたっけ?扇千景党首も通称名でしたね。知らなかったんですか?」「ザ・グレート・サスケとかも駄目と思うのかな」といった失笑まじりの手厳しい指摘の声が続いた。

また、標的にされたガーシー議員も14日、自身のインスタグラムで猪瀬氏の投稿を貼り付けたうえで「あんたも通称セクハラに変えたら?笑笑 人の通称つっこむ前に自分の性癖なおしーや笑笑」と反応。猪瀬氏が先の参議院選挙期間中に女性候補の応援演説をした際、肩や胸の付近を執拗になでまわす様子が動画で拡散され、セクハラなのではないかと批判を浴びたことをぶり返していた。

ガーシー議員と言えば、所属するNHK党が3日召集の臨時国会で参議院に海外渡航届を提出したものの、議院運営委の理事会からは全会一致で否決されるなど世間からは逆風が吹いている。猪瀬氏がそうした世論の空気に乗ろうとしたのかは定かではないが、セクハラ騒動から間もないこともあって、あまりにお粗末な“通称批判”に同調する人は少なかったようだ。

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