全国初Vの横浜隼人女子野球部、秦野在住の田上主将らが市役所表敬 「甲子園では緊張より楽しみが勝った」

秦野市を表敬訪問した(左から)加藤優さん、田上亜純主将、水島来望さん、高橋昌和市長=18日、市役所

 「第26回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」で、初の全国制覇を成し遂げた横浜隼人高校女子野球部(横浜市瀬谷区)の田上亜純主将(17)=秦野市在住=と水島来望さん(18)=同=が18日、同市役所を表敬訪問し優勝を報告した。  

 同大会は史上最多49チームが参加して7月22日に兵庫県丹波市で開幕。阪神甲子園球場で8月2日に決勝戦が行われ、開志学園(新潟)と激闘を演じた横浜隼人高校は1点差の最終七回に粘りを見せて同点に追いつくと、延長十回タイブレークの末に4─3で競り勝ち、初の栄冠を手にした。  

 田上主将は1番中堅手として全6試合にフル出場し、決勝では先制のホームを踏むなど3安打を放ちチームをけん引。「甲子園では緊張よりも楽しみが勝って、思い切り楽しんでプレーができた。日本一を取れてうれしい」と胸を張った。

 水島さんは右翼手として5試合に出場。決勝の延長十回には途中出場ながら優勝を決める2点適時打を放ち「自分のやってきたことを出せるよう準備していた。タイムリーになってうれしかった」と振り返った。

© 株式会社神奈川新聞社