パドレスがナショナルズ相手に接戦落とす ダルビッシュ好投も7敗目

【ナショナルズ3-1パドレス】@ペトコ・パーク

ナショナルズは1対1で迎えた9回表に満塁のチャンスを作ると、押し出しの四球と犠牲フライで2点を勝ち越し。そのまま逃げ切って3対1でパドレスを下し、連敗を2で止めた。ナショナルズ5番手のカール・エドワーズJr.が5勝目(3敗)を記録し、6番手のカイル・フィネガンが6セーブ目をマーク。パドレス先発のダルビッシュ有に7敗目(10勝)が記録された。

パドレスは3回表にイルデマーロ・バルガスの2号ソロで先制を許したものの、4回裏にマニー・マチャドの22号ソロが飛び出し同点とする。先発のダルビッシュは8回まで失点をソロホームランの1本のみに抑える好投を見せたが、パドレス打線も追加点を奪えず、試合は膠着状態のまま9回に突入した。9回も続投したダルビッシュだったが、先頭のセザー・ヘルナンデスに安打で出塁を許すと、一死後にも安打を浴びて1・2塁のピンチを迎えここで降板。すると2番手のジョシュ・ヘイダーが制球を乱し、死球、押し出し四球、犠牲フライでこの回2失点。9回裏の攻撃もチャンスは作ったものの最後は併殺に倒れ、1対3で今季勝率メジャー最下位のナショナルズに敗れる手痛い試合となった。

ダルビッシュは8回1/3、96球を投げて被安打5、奪三振6、与四球0、失点3の内容。敗戦投手にはなってしまったものの、8回までわずか被安打3に抑える圧巻のピッチングを見せた。ソロホームラン以外では3塁も踏ませない好投が続いていただけに悔しい9回のマウンドとなってしまったが、2試合ぶりのQSは達成。防御率は3.40から3.39と変わらぬ安定感を見せている。

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