【茅ケ崎市長選】現職の佐藤氏が再選出馬へ「1期目はコロナ対応に追われ、政策実行できず」

佐藤 光氏

 任期満了に伴う茅ケ崎市長選(10月23日告示、同30日投開票)に、現職の佐藤光氏(53)が再選へ向け無所属で立候補することが21日、関係者への取材で分かった。

 佐藤氏は神奈川新聞社の取材に対し、「1期目は新型コロナウイルス感染症対応に追われ、思うような政策が実行できなかった」として市政運営の継続に意欲を示し、「コロナ禍で働き盛りの子育て世代の流入が増えており、子育てを応援する施策を進めるとともに高齢者が過ごしやすい街を目指したい」と語った。

 佐藤氏は同市出身。河野洋平元衆院議長秘書、河野太郎衆院議員(15区)秘書を経て、1999年から県議に5回連続で当選し、県議会議長を務めた。2018年11月の同市長選で初当選し現在1期目。

 同市長選の出馬表明は、ともに無所属新人の大学講師、桂秀光氏(66)と茅ケ崎市議の藤村優佳理氏(52)=正式表明順=に続き3人目。

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