横浜スタジアムでの連勝を17に伸ばし、今季最多の貯金9としている横浜DeNAは、23日から敵地で阪神3連戦(京セラドーム)に臨む。週末には本拠地での首位ヤクルト3連戦(26~28日)を控えるだけに、弾みを付けたいカードとなる。
22日は横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で先発投手陣が調整。今永や浜口、ロメロらがキャッチボールやダッシュなどで調整に努めた。
カード初戦を託される今永は、前回勝利した9日の阪神戦(横浜)に続いて青柳とのエース対決となる。今永の7勝目からスタートした連勝は6まで伸び、再び出番が巡ってきた左腕は「チームがつないでくれた勢いに僕自身も乗っかってやるだけ」と意気込んだ。
前回の対戦では、相手は新型コロナウイルス禍で大山や近本ら主力を欠いた。3シーズンぶりの自身4連勝を目指す左腕は「離脱したメンバーが戻り、別のチームだと思って何があっても粘り強く投げる」と約束した。
2勝以上を挙げれば、阪神戦の9年ぶりとなる勝ち越しが決定。2015年5月以来の貯金2桁到達も懸かっている。