地域社会に貢献できる存在感のある会社を目指す SDGs×新柏倉庫株式会社

地域社会に貢献できる存在感のある会社を目指す SDGs×新柏倉庫株式会社

 千葉県柏市と野田市を中心としたおよそ6万坪の面積を持つ、新柏倉庫株式会社です。

 昭和34年、食糧庁の政府米の保管業務からスタートし、本社のある柏市・野田市を中心とした東葛地域、習志野市・船橋市の湾岸地域、埼玉県の越谷市や幸手市などに営業拠点を置いています。

SDGsへの取り組みのきっかけは?

新柏倉庫株式会社 伊藤武人 代表取締役
「昨年、金融機関さんからお話をいただき、最初の印象は『案外取り組みやすい』と思いました。会社経営やビジネスの観点ではもちろん、何よりもまず『SDGs』というのが我々日本人に元々根付いている考え方・生き方。例えばもったいないの精神だったり、公正や平等、尊重する考え方。また、清潔な環境を維持して健康に留意する。こういった観点から会社の活動としても受け入れやすいんじゃないかなと思いました」

「当社では、地域社会に貢献できる存在感のある会社を目指すなかで年齢や性別、国籍に関係なく、地域の人材を積極的に採用したり、社員の健康増進を目的とした健康経営を始める第一歩として健康な職場づくり宣言をして活動を始めています」

「また、事業面では野田市内に600坪の敷地で太陽光発電システムの設置やその他社内では家電リサイクル事業と呼んでいますが、廃棄される家電製品のごみの減量のための作業も行っております」

「SDGsの観点からも申し上げれば、この事業自体がSDGsのど真ん中と言えるのではないかと思いますけども、もう一点、これは手前味噌ではありますが、当社が運営する取扱所は全国でも廃棄家電の取扱量がトップクラスでありながら、事業開始当初からミスや間違え、トラブルの極めて少ない事業所として毎年表彰を受けています」

新柏倉庫の今後について

「これからの物流業はシステム開発やロボット技術の向上により、装置産業化に向かうと言われています。しかし、実際にはまだ多くの人の手を必要とする、労働集約型の産業と言えます。弊社のSDGsの取り組みもやはり人・社員にフォーカスした内容に注力したいと考えております」

「そして大事なことは会社の取り組み自体をサスティナブルなものにしなければ意味がありませんので、誰かの押し付けではなく、みんなで楽しく取り組めるような姿勢を大事にしたいと思っております」

 なお、新柏倉庫株式会社のHPにSDGsへの取り組みが掲載されています。

新柏倉庫株式会社のHPはコチラ

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