出産後に女児殺害、秦野の畑に遺棄 少女を少年院送致

横浜地家裁小田原支部

 神奈川県秦野市内の自宅で出産した女児を殺害したなどとして、殺人と死体遺棄の疑いで県警に逮捕され、横浜家裁小田原支部に送致された10代少女について同支部は26日までに、少年院送致と決定した。理由を明らかにしていない。25日の少年審判で決定した。

 少女は5月15日、自室で女児を出産した後に殺害し、同月中旬ごろ、遺体を袋に入れて同市曲松1丁目の畑に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の疑いで7月に2度、県警に逮捕された。同29日、横浜地検小田原支部が家裁送致し、横浜家裁小田原支部は8月25日まで観護措置としていた。

 県警によると、少女は死体遺棄容疑での最初の逮捕時から「間違いありません」と容疑を認め、「自分が女児を殺害した」との趣旨の話をしていた。

© 株式会社神奈川新聞社