カブスが今季初の「月間借金なし」で8月終了 鈴木は4打数1安打

【カブス7-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

カブスは初回にイアン・ハップのタイムリーで先制すると、3回表までに5点をリード。ブルージェイズに試合の主導権を握らせることなく7対5で勝利し、8月の戦いを15勝15敗で終えた(月間で借金を作らなかったのは今季初めて)。カブス2番手のマニュエル・ロドリゲスが今季初勝利(0敗)、7番手のロワン・ウィックが9セーブ目をマーク。ブルージェイズ先発のミッチ・ホワイトは5敗目(1勝)を喫した。

初回にハップのタイムリーで先制したカブスは、2回表にアルフォンゾ・リバスの盗塁死の間に1点を追加。3回表にはニコ・ホーナーの2点タイムリー二塁打とラファエル・オルテガのタイムリーでリードを5点に広げた。3回裏にキャバン・ビジオの4号2ランで3点差とされたが、5回表にフランミル・レイエスが13号ソロ。6回裏にアレハンドロ・カークの13号2ランで1点差に迫られたが、7回表にザック・マキンストリーのタイムリーで突き放した。4月は8勝13敗、5月は12勝16敗、6月は10勝17敗、7月は11勝14敗と黒星が先行したが、8月は15勝15敗で今季初めて月間勝率5割をマークした。

カブスの鈴木誠也は「2番・ライト」でスタメン出場。初回の第1打席でライトへの二塁打を放ち、ハップのタイムリーで先制のホームを踏んだ。3回表の第2打席はショートゴロ、5回表の第3打席はセンターフライ、7回表の第4打席は見逃し三振で凡退。今季の打率は.258、OPS.752となっている。

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