香川照之の『六本木クラス』継続を決めたテレビ朝日に非難轟々「セクハラ容認?」「女性の敵、人類の敵」

テレビ朝日本社ビル

銀座クラブでの“セクハラ行為”が報じられた俳優の香川照之(56)の周辺が慌ただしくなっている。トヨタ自動車は1日、テレビCMの放送を見合わせたと明らかにした。香川との契約は年内まで残っているが、更新しない方針。香川は自社メディア『トヨタイムズ』の編集長として起用されてきたが、週刊誌による報道の余波が広がっている。

この日、関係各所の動きは素早かった。香川がCM契約していたトヨタ自動車は1日早朝に香川のCM放送見合わせを発表。続けて情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』は香川が金曜MCを務める『THE TIME,』(TBS系)を降板したことを速報として伝えた。

こうした事態を受け、香川が出演しているドラマ『六本木クラス』を放送するテレビ朝日は夕方までに「3年前の被害者女性がクラブのママに対して起こした訴訟は、取り下げられたと承知しております。香川さんの被害者女性に対する行為はあってはならないことですが、香川さん本人が深い反省と謝罪の気持ちを表明されており、所属事務所からは、被害者女性からお許しを得たと聞いております。そうした状況を勘案し、総合的に判断して番組の収録・放送を継続することにしています」とするコメントを発表。異例の放送継続を決めた。

香川に対して、トヨタ自動車、TBS、テレビ朝日とくっきり異なる対応となったが、ネット上からはテレビ朝日に対して「香川照之氏を起用し続ける企業はセクハラ容認企業という解釈でよろしいでしょうか?」「性犯罪の香川照之を出演させつづけてるのか、さすが日本のTV。終わったメディア」「香川の起用と放送を続けるテレビ朝日は女性の敵、人類の敵」「総合的に判断して香川照之を使い続けるテレ朝は最低ですね」など、厳しい意見が寄せられている。

香川は2019年7月に、東京・銀座のクラブで、ホステスに対してセクハラ行為に及び、被害女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったことなどが報じられていた。香川の所属事務所は25日、公式サイト上で謝罪とともに経緯を報告。「全ては本人の不徳の致すところであり、この度の報道で再びお相手の方に不快な思いをさせてしまうことは、痛恨の極みです」としていた。

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