【新型コロナ】川崎で1198人感染 老人ホームなど2施設で新たなクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は2日、市内外に住む10歳未満~90代の男女1198人の感染が新たに確認されたと発表した。1159人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は20人、陽性者との接触者は19人だった。

 症状の内訳は、軽症1019人、無症状67人、中等症7人で、105人を調査中としている。

 感染者の年代別の内訳は、30代220人、20代197人、40代187人、10歳未満164人、50代145人、60代85人、10代83人、70代72人、80代29人、90代16人だった。

 市は、川崎区の有料老人ホームで職員3人の陽性が判明、感染者が計7人となったとして、また同区のデイサービスでも職員と利用者8人の陽性が判明し、感染者が計12人になったとして、2施設を新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 また、市は2日、ショートステイ・デイステイ(子育て短期利用事業)事業所「はくさん児童家庭支援センター」(麻生区)で新型コロナウイルス陽性者が確認され、2日から当面の間、事業を休止すると発表した。

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