鈴木誠也が8回裏に12号勝ち越しアーチ カブスはレッズに逆転負け

【レッズ4-3カブス】@リグリー・フィールド

カブスは2対2の同点に追いつかれた直後の8回裏に鈴木誠也の12号ソロで勝ち越しに成功。ところが、5番手のマーク・ライターJr.が1点のリードを守ることができず、レッズを相手に3対4で逆転負けを喫した。レッズ3番手のアレクシス・ディアスは鈴木に被弾したものの、6勝目(2敗)をマーク。4番手のイアン・ギボートがメジャー初セーブを挙げ、ライターJr.には7敗目(2勝)が記録された。

5回裏にP・J・ヒギンスの犠飛で先制したカブスは、6回裏にフランミル・レイエスがタイムリーを放ち、2点をリード。しかし、7回表にカイル・ファーマーの10号ソロで1点差に詰め寄られると、8回表には4番手のロワン・ウィックがスペンサー・スティアーに押し出し四球を与え、2対2の同点に追いつかれた。8回裏に鈴木が12号勝ち越しソロを放ったものの、9回表一死1塁からアレホ・ロペスのタイムリー三塁打で同点。二死後、ジョナサン・インディアが勝ち越しタイムリーを放ち、カブスは逆転負けを喫した。

鈴木は「2番・ライト」でスタメン出場。1回裏一死走者なしの第1打席は見逃し三振、4回裏先頭の第2打席はファーストへのファウルフライに倒れたが、6回裏二死走者なしの第3打席で追加点につながる二塁打を放ち、8回裏一死走者なしの第4打席は12号勝ち越しソロを左中間へ叩き込んだ。チームの勝利にはつながらなかったが、4打数2安打1打点の活躍で今季の打率は.264、OPSは.773となっている。

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