台風12号は発達しながら沖縄の南を北西へ進み、12日(月)から14日(水)ごろにかけて強い勢力で沖縄に接近する見込みだ。
沖縄では11日(日)から高波に、12日(月)ごろからは暴風や大雨に警戒が必要となる。
台風12号は9日午後3時にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいる。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風は10日から11日にかけて沖縄の南を発達しながら北西へ進み、12日から14日ごろにかけて強い勢力で沖縄へ接近する見込み。
12日ごろから台風の動きが遅くなるため、沖縄では長い時間、台風の影響を受ける可能性がある。
暴風・高波・高潮
沖縄では11日から非常に強い風が吹き、うねりを伴う大しけとなりそうだ。
沖縄では12日から暴風となり、台風の進路等によっては警報級の高潮となるおそれがある。
11日に予想される最大瞬間風速は沖縄で25~35メートル、予想される波の高さは沖縄で6メートル。
暴風やうねりを伴った高波に警戒し、高潮に注意・警戒が必要だ。
大雨
沖縄では12日ごろから警報級の大雨となる見込みだ。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。