【新型コロナ】横浜で40~100歳代の7人死亡、新たに2860人感染 クラスター施設2件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、新たに40~100歳代の男女7人の死亡と、10歳未満~90代の男女2860人の感染が確認されたと発表した。中等症9人、軽症2821人、無症状30人。

 市によると、亡くなった7人のうち、3人はクラスター(感染者集団)が発生した施設の入院患者や入所者。

 緑区の病院に入院していた70代女性は8月17日に陽性が判明、25日に亡くなった。

 神奈川区の病院に入院していた旭区の80代男性は29日に陽性が判明、9月6日に誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなった。

 特別養護老人ホームに入所していた保土ケ谷区の100歳代女性は8月20日に陽性が判明、31日に新型コロナで亡くなった。

 磯子区の80代女性は7月31日に陽性が判明、8月9日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 青葉区の80代男性は8日に陽性が判明、22日に新型コロナで亡くなった。

 県内在住で横浜市外の90代男性は18日に陽性が判明、22日に新型コロナで亡くなった。

 40代男性は家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。

 新規感染者の年代別は10歳未満が494人で最多。30代409人、40代403人、20代359人、50代349人、10代323人、60代213人、70代154人、80代100人、90代56人の順だった。

 市内の新規クラスターは2件。介護老人保健施設で13人、特別養護老人ホームで6人の感染がそれぞれ確認され、市が新たなクラスターと認定した。

© 株式会社神奈川新聞社