台風12号動き遅く 沖縄では水曜日にかけて影響続く

 台風12号は今後も石垣島の北を非常にゆっくりと北上する見込みで、火曜日にかけて暴風や大雨、水曜日にかけて高波が続くとみられる。引き続き警戒が必要だ。

 台風12号は強い勢力を維持していて、石垣島の北の海上でほとんど停滞している。ゆっくりと北上していく見込みだが、まだしばらく速度は上がらない見込みで、石垣島周辺では影響が長引くとみられる。

 火曜日は午前中を中心に大荒れの状態が続く見込みで、予想される最大瞬間風速は55メートル、波の高さは10メートル、雨の量は150ミリ。大気の状態も非常に不安定となっているため、雷を伴った非常に激しい雨や、竜巻などの突風にも注意が必要だ。また高潮が発生するおそれもある。 水曜日も引き続き、最大瞬間風速30メートルの強風と、6メートルの高波が予想されている。

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