9月から11月まで 「山口市観光周遊1日乗車券」土・日・祝日販売 コミュニティバス・周遊タクシーがワンコインで乗り放題に

 コミュニティバスおよび周遊タクシーがワンコインで1日乗り放題となる「山口市観光周遊1日乗車券」が、土・日・祝日限定で販売されている。期間は11月27日(日)まで。

▲観光周遊1日乗車券専用バス停も設置(写真は下湯田)

 同乗車券を購入すると、山口市コミュニティバスの全区間が丸1日乗り放題になる。加えて、午前10時に香山公園五重塔前をスタートし、約30分間隔で午後5時5分まで運行される周遊タクシーも利用可能。乗降できるのは「香山公園五重塔前」「常栄寺雪舟庭前」「山口市菜香亭前」の3カ所だ。

 料金は、大人500円、小学生250円で、小学校入学前の幼児は無料。乗車券は、各車内、山口観光案内所(JR山口駅1階)、湯田温泉観光案内所(山口市湯田温泉2)、香山公園前観光案内所(山口市香山町6)、新山口駅観光交流センター(JR新山口駅北口)で運行当日に買うことができる。やまぐちMaaS用ウェブアプリ「ぶらやま」を利用すれば、デジタルチケットでの購入が運行日以外にも可能だ。

 また、周遊エリア内の「長州苑」「長州そば 東京庵」「焼き菓子やをぜ瑠璃光寺店」「御堀堂香山支店」「常栄寺雪舟庭」「イタリア食堂ベケ!?」「十朋亭維新館」「狐の足あと」で乗車券を見せると特典を受けられる。さらに「美肌の湯」といわれる湯田温泉の温泉水を使用した「ゆだうるるフェイスマスク」を、山口市観光案内所(4カ所)でもらうこともできる。

 山口市内では、2023年1月まで「シェアサイクル実証事業」も実施されており、この乗車券と組み合わせて利用すれば、より効率的に観光地巡りなどを楽しむことができそう。市内各所に設置されたサイクルステーションのどこからでも自転車を借りることができ、どこへでも返却できる。利用料金は、15分当たり30円で、上限金額は700円(8時間未満)。例えば、9時間利用すれば、700円(7時間45分)+150円(1時間15分)=850円になる。

 詳細は、専用ウェブサイト(http://ymg-city-touristbus.com)を参照のこと。具体的な運行時間も掲載されている。問い合わせは、山口市観光交流課(TEL083-934-2810 ※平日午前8時半~午後5時15分)へ。

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