神奈川県座間市四ツ谷の自宅アパートに3歳の長男を放置したまま外出したとして、県警捜査1課と座間署は14日、保護責任者遺棄の疑いで、介護士の母親(23)を逮捕した。
県警によると、長男が2階のベランダ下の地面に倒れているのを親族が発見した。長男は頭や肩にけがを負ったが、命に別条はない。県警は、長男が2階の部屋から転落した可能性もあるとみて調べる。
逮捕容疑は、4日午後3時40分ごろ、保護すべき義務があるにもかかわらず、長男を自宅内に放置し遺棄した、としている。容疑を認めている。
県警によると、母親は外出先で親族と会っていた。母親が長男を連れていないことに気付いた親族がアパートを訪れ、長男が倒れているのを見つけて110番通報した。