地球にも、人にも髪にも優しい!ナチュラルな「ヘアカラー」3つ

(編集部より)朝時間.jpの「SDGsを考える月間」に合わせ、今回特別にSDGsテーマの記事をお届けいただきました。

おはようございます。オーガニックヘアサロン『nene hair&organic』の美容師 森本英梨です。

9月は朝時間.jpの「SDGsを考える月間」ということで、私からは髪に関するSDGsに繋がる取組みをご紹介します!

今週は、地球に優しくて、人にも髪にも優しいヘアカラーを3つご紹介します。

ツンとした匂いや刺激がない「オーガニックヘアカラー」

その名の通り、オーガニック成分を配合したカラー剤のことです。

髪にも頭皮にも優しく、メーカーによって違いますがneneでは、原材料が92%天然由来のものを使用しております。

カラー剤特有のツンとした匂いや刺激もなく、染めてからしばらく残る残留臭もありませんよ!

従来のオーガニックカラーは人や地球に優しい反面、カラーバリエーションが少なかったり、発色が悪かったりとまだまだ課題はたくさんありました。

しかし、最近は発色が良いものもや色味の幅も広がり、普通のカラー剤と変わらないくらいのお色が楽しめます。つややかな仕上がりも魅力ですよ!

遺伝子組み換え原料を使用しない「ヴィーガンヘアカラー」

動物由来の材料や遺伝子組み換え原料を使用していないカラー剤の事です。

製造過程で動物実験を行わない「クルエルティーフリー」のものも。

ダメージレスをかなえながら、それでいて環境や動物にも優しくて、外国人のような透明感のある美しい発色を実現してくれるカラーリング剤です。

100%植物由来の植物カラー!「ヘナカラー」

100%植物由来の植物カラーで、優しく白髪を染めてくれ、そしてトリートメント効果もあります。

一般的なカラー剤での髪のダメージが気になる方や、ケミカルアレルギーの方にとてもおすすめです。

ヘナとはインドに自生している植物で、ヘナの葉を粉末にして水で溶いたものを使用します。トリートメント効果もあり、使えば使う程、髪にハリコシが出てきて、エイジングでお悩みのうねりなども収まりがよくなるので、トリートメントとして使う方もいるくらい!

また、デトックス効果もあり、身体の毒素も排出してくれますし、何より使用後流れたヘナには排水をきれいにする効果もあります。

デメリットとしては、天然染料のためにカラーバリエーションが少ないことや、100%ナチュラルなヘナカラーはオレンジ色に染まり上がること。

黒髪は染まらないですが、トリートメント効果はあります。

私のサロンでは、ヘナ後(オレンジ色)にインディゴ(藍色)を重ね塗りすることでご希望の自然色に仕上げています。

いつものヘアカラーを地球や人、また動物にも優しい処方のものを使う事で、サステナブルな美容を長く楽しむ事ができますよ!

ひとりのワンアクションも100人集まれば100アクションになります!ヘアカラーでSDGsアクションをしたい!という方、ぜひ参考にしてください。

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※質問やリクエストも受付中。気になる方はぜひ、InstagramにDMをお送りくださいね。お待ちしております。

森本英梨 Instagram:@elllllynco #えりすたいる

☆この連載は<毎週木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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