「北欧こじらせ日記」萩原利久、花柳のぞみが出演。主題歌はあれくん「うたたね」に決定

テレビ東京ほかで10月4日にスタートするドラマ「北欧こじらせ日記」(火曜深夜0:30)のポスタービジュアルが解禁。さらに、萩原利久、花柳のぞみの出演が発表され、主題歌はあれくんが歌う「うたたね」に決定した。

本作は、週末北欧部chika氏による同名エッセーを原案としたライフスタイルドラマ。幼い頃のサンタクロースへの思いに始まり、大学時代にはフィンランドに一目ぼれしフィンランド一色の暮らしをしている会社員が、フィンランドへ移住を志すまでを描いていく。

東京の旅行代理店で働く大鳥縞子(本田)は、北欧が大好きで、1人暮らしの小さなアパートで北欧の雑貨、食べ物、音楽など、フィンランドを感じることができるアイテムに囲まれて暮らしている。あることがきっかけで仕事、大学時代からの彼氏とのあいまいな関係に悩みつつも、大好きなフィンランドへの思いを膨らませ、不器用な縞子の人生がちょっとずつ動きだしていく。

萩原が演じるのは、縞子のフィンランド愛にあきれつつも、彼女の行動を見守る大学時代からの彼氏・宮崎紘人。縞子の印象を、萩原は「一言で言うと究極のオタクかなと思います。僕も趣味にはアクティブな方ですが、縞子さんの熱量は共感できるところもありつつ、なかなかまねできない圧倒的な領域だなと感心しました」と明かし、その情熱に圧倒された様子。

加えて「真っすぐすぎる縞子さんと冷静な周りの人との、日常ながら温度差だったりズレみたいなものが時々現れる会話が面白いなと思いました。フィンランドは行ったことないですが、小さい頃からなんとなくサンタクロースのイメージが強いです。行く機会があったらごあいさつくらいはしたいなと思います」と語り、「僕の演じる紘人は、熱量あふれる縞子さんとは対照的にドライにズバズバ思ったことを言っていくタイプの人です。そんな2人の日常を楽しんでもらえたらと思います」と自身の役どころも交え、見どころをアピール。

花柳が扮(ふん)するのは、北欧好きがきっかけで知り合った縞子の“北欧仲間”で、彼女の夢を応援する佐伯真尋。「主人公のよき理解者であり、寄り添って背中を押す眞尋。きっと縞子の熱量に眞尋自身も影響を受けているのだと思います」と役どころを紹介する花柳は、「今はもうないのですが、小さい頃サンタランドというフィンランドの文化を体験できる場所によく家族と訪れていました。そこで縞子や眞尋のようにフィンランドを好きになり、台本を読みながら当時のことを思い出しました」と、自身の北欧エピソードを披露。「フィンランドの文化を楽しんだり、癒やされたり、眞尋と一緒に縞子の奮闘を応援していただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せている。

そして、主題歌「うたたね」は、2018年にTikTokに投稿した楽曲「ばーか。」が若者を中心に絶賛され、初代弾き語りTikTokerとして話題を呼んだSNS発のシンガー・ソングライターのあれくんの書き下ろし楽曲。

あれくんは「作品を通して北欧を感じ取ってもらうように、ドラマに深く関係のある国、フィンランドの楽器・カンテレを使ったアレンジもしているので、音楽を通してより皆さんに作品の深さとフィンランド感を感じ取ってもらえたらなと思ってます!!」と曲に込めた思いを伝えている。

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