ワイルドカード争い首位のブルージェイズ 今季最多の貯金20

【オリオールズ3-6ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは2回までに3点を先制すると、1点リードで迎えた5回裏にはライメル・タピアの満塁走者一掃のタイムリー二塁打で3点を追加。6対3でオリオールズを破り、ワイルドカード争いの首位をキープした。ブルージェイズ先発のホセ・ベリオスは6回7安打2失点で11勝目(5敗)をマーク。4番手のジョーダン・ロマノが34セーブ目を挙げ、オリオールズ先発のカイル・ブラディッシュには7敗目(3勝)が記録された。

9月に入って12勝4敗と好調のブルージェイズは、初回にマット・チャップマンの犠飛で先制。2回裏にはジョージ・スプリンガーが2点タイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。3回表にガナー・ヘンダーソンのタイムリーで2点を返されたが、5回裏にタピアが満塁走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、4点リードに。8回表にテリン・バブラのタイムリーで3点差に迫られたものの、最終回は守護神ロマノを投入して逃げ切った。

8月に13勝14敗と負け越したブルージェイズだったが、9月に入って13勝4敗の快進撃。ワイルドカード争いの上位3チームによる熾烈な順位争いが続くなか、首位の座をキープしている。一方、予想外の快進撃でワイルドカード争いに加わっていたオリオールズは、前回のブルージェイズ4連戦に1勝3敗と負け越し、今回の3連戦も明日の最終戦を残して負け越しが決定。ワイルドカード圏内とは5.5ゲーム差がついており、ポストシーズン進出はかなり厳しい状況になった。

なお、ブルージェイズの菊池雄星には登板機会がなかった。

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