明治安田J2第38節第1日(24日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=4試合)V・ファーレン長崎は横浜FCに0-2で敗れて3試合勝ちなしとなった。通算15勝10分け13敗の勝ち点55で暫定8位。2連勝の2位横浜FCは勝ち点を74に伸ばし、暫定ながら首位新潟に並んだ。
V長崎は前半30分、左サイドのライン際でボールを受けたクレイソンが個人技で突破してゴール前へラストパス。しかし、奥田のシュートがGKに防がれると一転、横浜FCのマルセロヒアンに単独カウンターを浴びて先制を許した。後半4分にはクリアボールを自陣中央で拾われ、ミドルシュートで追加点を決められた。
この試合は負傷退場者が相次いだ。前半14分、V長崎の都倉が倒れた際に右腕を負傷して奥田と交代した。前半ロスタイムにはV長崎の米田と横浜FCのGKブローダーセンが頭同士で激しく接触して試合が15分間中断。ブローダーセンは意識が定まらず、ピッチ脇まで来た救急車で搬送された。米田もハーフタイムに退いた。
大分は甲府を2-1で振り切って5位浮上。この結果、V長崎とJ1プレーオフ(PO)進出圏内(6位)までの勝ち点差は暫定「4」に広がった。山口は高井のハットトリックなどで群馬に6-1で大勝。7位山形は東京Vに0-1で敗れた。
第38節最終日は25日、各地で7試合を実施する。第39節は10月1、2日、各地で計11試合を行い、V長崎は1日午後7時から大分市の昭和電工ドーム大分で大分と対戦する。
サッカーJ2 V長崎3試合勝ちなし、PO遠のく 2位横浜FCに0-2
- Published
- 2022/09/25 11:50 (JST)
- Updated
- 2022/10/10 13:41 (JST)
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