中村倫也が、NHK総合で10月1日・8日放送の料理番組「今日、うちでなに食べる？」（午後11：30）に出演することが分かった。
同番組は、海外のお宅のキッチンとオンラインでつながり、日本でも作ることのできる、簡単だけど華やかな家庭料理を現地の人々が中村にレクチャー。料理を作りながら、知られざる外国事情も知ることができる、新しい料理番組だ。画面越しに一緒に調理する中村の華麗な包丁さばきに加え、海外の出演者の声を人気声優たちが生で吹き替えを担当するのも、番組の見どころ。1日は、千葉繁と水島裕、2日は、日髙のり子と朴璐美がアドリブを交えながら吹き替えを務める。
10月1日は「世界のオーブン料理」がテーマ。南アフリカ・ケープタウンに暮らす2人が教えてくれるのは、一見ミートローフのようにも見える「ボボティー」。このボボティーは、かつて東南アジアから移り住んだマレー系住民が、現地の食材で作ったアジアとアフリカの味が融合した料理。人種隔離や差別の過去を乗り越え、さまざまな民族が融合しようとしている南アフリカを象徴する料理だという。初めて作るボボティーのおいしさに、中村も驚く。
そして、8日は「世界のおもしろ鍋料理」がテーマ。台湾に暮らす2人が教えてくれるのは「パイナップルと白ゴーヤーのスープ」。これは、台湾では子どもの野菜嫌いを克服するためによく作られる滋味深い味が特徴のスープだ。子どもの頃は野菜が嫌いで、今もシイタケやゴーヤーは苦手だという中村。台湾のスープで、見事野菜嫌いを克服することはできるのか!?
中村は「人生ですれ違うこともないかもしれない、南アフリカや台湾の人たちと同時に料理をして、その国の食文化や風習に触れることができて、本当に楽しかったです。パイナップルの漬け物とか砂漠の塩なんて、日本で料理していてもなかなか使うことないじゃないですか？ 家庭料理を一緒に作ることを通じて、その国の文化も知ることができました。世界ってまだまだたくさん知らないことがありますね」と感想を話している。
