岸田文雄総理は28日、韓悳洙(ハン・ドクス)韓国国務総理の表敬を受け「日韓関係を健全な関係に戻し、更に発展させていくためにも、外交当局間の意思疎通を加速化させることで一致」した。
また外務省によると「査証免除措置の適用を始めとする水際措置の緩和が両国間の人の往来の活性化に繋がることへの期待を共有。北朝鮮への対応でも更なる連携を含め、日韓・日米韓協力を推進していく重要性について一致した」としている。
その北朝鮮は28日、弾道ミサイルの可能性のあるものを発射。日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下したとみられる、と防衛省が発表した。北朝鮮のミサイル発射は今年に入って20回(巡行ミサイル発の発射2回を含む)になる。
聯合ニュースは韓国軍の合同参謀本部の情報として、北朝鮮が朝鮮半島東の東海上に未詳の弾道ミサイルを発射したと報じた。26日から米韓の合同演習が行われており、演習への反発行為ともみられている。(編集担当:森高龍二)