ドジャースが投手戦を制し球団記録更新のシーズン107勝到達!

【ドジャース1-0パドレス】延長10回タイブレーク@ペトコ・パーク

ドジャースは両チーム無得点で迎えた延長10回表にフレディ・フリーマンのタイムリーで先制。この1点を5番手のトミー・ケインリーが守り切って1対0でパドレスに勝利し球団記録を越えるシーズン107勝目を記録した。ドジャース4番手のアレックス・ベシアが5勝目(0敗)をマークし、ケインリーは今季初セーブ。パドレス6番手のスティーブン・ウィルソンは今季初黒星(4勝)となった。

ジョー・マスグローブとフリオ・ウリアスの両先発で始まった試合は膠着した投手戦となった。マスグローブが5回を投げて被安打4、与四球4、奪三振8、無失点の好投を見せれば、ウリアスも6回被安打6、与四球2、奪三振5、無失点と譲らぬピッチング。両投手リリーフ陣も安定した投球でスコアレスのまま試合は延長戦に突入した。

試合が動いたのは10回表、ドジャースがフリーマンのタイムリーでタイブレークのランナーを返し、ようやく先制点を奪う。反撃したいパドレスも一死3塁まで迫ったが、後続を三振と内野ゴロに打ち取られ力尽きた。

ドジャースはこれで2019年、2021年に記録した106勝を上回るシーズン107勝目。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2シーズンで213勝は1906-07年にカブスが記録した223勝、1969-70年にオリオールズが記録した217勝に次ぐ3番目の数字。ドジャースはまだ今シーズン7試合を残しており、オリオールズの記録を狙うチャンスは十分に残されている。すでに地区優勝は決めているドジャースだが、どこまで勝ち数を伸ばすか引き続き注目される。

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