【新型コロナ】在日米軍、神奈川県内基地の感染者数情報提供取りやめ これまで外務省通じ1週間公表公表

神奈川県庁

 神奈川県内の在日米軍基地における新型コロナウイルスの感染状況について、米軍が今後の情報提供を取りやめることが30日、県への取材で分かった。同日、外務省を通じて県に連絡があった。在日米軍の感染者数減少が理由という。

 県はこれまで、外務省を通じて1週間ごとに米軍から情報提供される横須賀基地(横須賀市)、キャンプ座間(座間、相模原市)、厚木基地(大和、綾瀬市)の平均新規感染者数を県ホームページで公表してきた。外務省の説明では、米軍は同日に提供があった9月19日から25日までの分で情報提供を取りやめるという。日米合同委員会合意に基づく基地内の医療機関と地元保健所との情報共有は続けるが、保健所に提供された情報は非公表扱いとなっている。

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