カブスが投打噛み合い5連勝 鈴木誠也は4打数1安打

【レッズ1-6カブス】@リグリー・フィールド

カブスは序盤から打線が繋がり3回までに6点を奪う攻撃を見せると、投げては先発のエイドリアン・サンプソンが7回97球を投げて被安打3、与四球2、奪三振6、失点1の好投を披露。投打が噛み合い6対1でレッズとのカード初戦を制し、連勝を5に伸ばした。サンプソンは4勝目(5敗)をマークし、レッズ先発のグラハム・アッシュクラフトに5敗目(5勝)が記録されている。

カブスは先制を許した直後の2回裏、先頭から連打で無死2・3塁のチャンスを作ると、ニコ・ホーナーのタイムリー二塁打で2点を返し逆転に成功。さらに二死となってからクリストファー・モレルがタイムリー二塁打を放ち3対1とする。カブスは3回裏にも満塁のチャンスを作ると、相手のエラーとヤン・ゴームスのタイムリー二塁打で3点を奪い序盤からリードを広げた。先発のサンプソンも打線の援護に応え、失点はジェイク・フレイリーに許した12号ソロの1点のみ。3回から6回まではレッズ打線を無安打に抑え、7回表に迎えた無死1・2塁のピンチも併殺で切り抜けた。

第1子出産立ち合いから復帰2戦目となったカブスの鈴木誠也は「2番・ライト」でスタメン出場し、セカンドゴロ、ライト前ヒット、ファーストライナー、セカンドゴロで4打数1安打。3回裏の第2打席では先頭打者としてヒットで出塁すると、追加点のホームを踏んだ。鈴木はこれで復帰から2試合連続安打となり、今季の成績は打率.266、OPS.777となっている。

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