海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」と護衛艦「たかなみ」が5日午前8時半ごろ、母港の横須賀基地(神奈川県横須賀市)に約4カ月ぶりに帰港した。
両艦は6月13日に出港後、厚木基地(大和、綾瀬市)の哨戒機P1などとともに、米ハワイ周辺の海域で開催された世界最大規模の演習「環太平洋合同演習(リムパック)」に参加。このほか米豪印韓、カナダの海軍艦艇などと共同訓練を行っていた。
いずもは全長248メートル、基準排水量1万9500トンで海自艦艇で最大。現在、最新鋭のステルス戦闘機F35Bを搭載するミニ空母化へ、同型艦の「かが」とともに段階的に改修を進めている。
海自は創設70周年を祝う国際観艦式を11月6日、相模湾で無観客で実施する。横須賀基地では10月29、30日に艦艇の一般公開も予定している。