サッカーJ1で3年ぶり5度目のリーグ制覇に王手をかけている横浜F・マリノスは6日、本拠地とする日産スタジアムの最寄り駅の一つ、JR新横浜駅にリーグ戦の順位表広告を設置した。サポーター以外にも広く関心を持ってもらい、優勝への機運を高めるためにクラブが企画した。
順位表広告は、ことし2月まで京急線で使われていた「フラップ式列車発車案内表示装置」、通称「『パタパタ』発車案内装置」を模したもので、大きさは縦2.3メートル、横5.5メートル。
リーグ5位までのチーム名や勝ち点などを表示し、「独走」で首位に立つ横浜F・マリノスの備考欄には「次節にも優勝が決定」と記している。順位表の右側は「横浜FM線 路線図」として今季の試合結果、今後の日程も記載した。
前回リーグ優勝した2019年には、横浜市営地下鉄の横浜駅に手書きの順位表を設置。SNS（交流サイト）を中心に話題となったという。クラブの担当者は「今回も視覚的に盛り上がりを感じてもらえる仕掛けにした。一人でも多くの方にマリノスのことを気にかけてもらえれば」と期待している。
順位表広告は、神戸とのリーグ最終戦翌日の11月6日まで公開される。
