「#桑取郷」でインスタ発信 SNS活用法学ぶ 谷浜・桑取地区公民館

 上越市の谷浜・桑取地区公民館は5日、講座「SNSで谷浜・桑取の魅力を発信しよう!」を開いた。
 地域発信をメディアに頼るだけでなく、住民自らが行うことを目的とした取り組み。8人が受講し、インスタグラムを使った効果的な発信方法を学んだ。講師にはNPO法人かみえちご山里ファン倶楽部の松川菜々子さんを招いた。
 同日は全2回の2回目。9月28日の初回は、発信したい地域の魅力を語り合ったり、ネットリテラシーについて学んだりした。講座2回目はインスタグラムの操作方法を復習した後、公民館周辺の花などを撮影。実際に投稿を行った。

地域の魅力を撮影し、インスタグラムで発信していく。今回は練習として、公民館周辺の花などを撮影、投稿した

 発信する魅力は自然、文化、行事、地域コミュニティーの活動の様子など。投稿時は「#桑取郷」のハッシュタグを付けている。共通のハッシュタグを用いることで、地域のアルバムのようにしていきたい考えだ。
 参加した70代の男性は「知っている人がいろいろな写真を投稿していて、最高に面白い。発信のため、(撮影などの)技術を磨いていきたい」と語った。

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